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TPP(環太平洋パートナーシップ協定)とは|わかりやすく簡単に解説!メリット・デメリットがわかる

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新聞や雑誌の経済記事でみかける「TPP」という言葉!

「略称というのは分かるけど、何の略称か分からない」
「貿易に関する協定の言葉というのは知っているけど、その意味がいまひとつ分からない」
「TPPを締結することでどんなメリットがあるの!?」

などの疑問が湧いてきます。

そこで、この記事では、TPPの意味や目的、そのメリット・デメリットについてわかりやすく解説します!ぜひ、ご参考ください!

TPP(環太平洋パートナーシップ協定)とはなにか

TPPとは、 日本語で環太平洋パートナーシップ協定をさします。英語でいうと、Trans-Pacific Partnership Agreementになります。

「Trans-Pacific Partnership Agreement」の「Trans」、「Pacific」、「Partnership」の頭文字を取ってTPPというんですね。

TPP(環太平洋パートナーシップ協定)の目的

TPP(環太平洋パートナーシップ協定)の目的は、太平洋を基準に自由にモノやサービス、投資などが行き交う一つの経済圏とすることであり、関係国ならびに世界経済のさらなる発展を目指すことです。

現在日本では、少子高齢化が社会問題となっており、将来の人口減少は避けられません。その結果、日本国内の経済の市場は縮小していきます。国内の経済の市場が縮小していくということは、世界における日本の国力の低下に繋がります。

このような国内の背景もふまえて、今後日本がさらなる経済成長を遂げて経済大国であり続けるためには、国外の成長市場に目を向ける必要があります。そのために太平洋圏内を一つの経済圏と捉え、TPPを通じて一つの自由貿易の経済圏を作り上げることが必要と考えたわけです。

TPP(環太平洋パートナーシップ協定)のメリット・デメリット

では、TPP(環太平洋パートナーシップ協定)を締結することでどのようなメリットがあるのでしょうか?

先ほども簡単に触れましたが、最も大きなメリットとしてあげられるのは「市場の拡大」です。太平洋を通じた国々で協定を締結することで、関税や非関税措置がなくなり、モノやサービス、投資の自由化が進み、その結果、協定国間の市場の一体化が図れ、輸出入の市場の拡大が期待できます。

つまりTPPとは、太平洋で繋がる国々や地域の経済市場をできるだけ統一化し、大きくことすることで、経済学でいう規模の効果を追求する方法(協定)です。

その結果、国内の経済市場の縮小が懸念される日本が他国の市場の需要を消費することで、経済成長を遂げるという構図が成り立ちます。

 

では逆にTPPのデメリットはないのでしょうか?

当然ながらTPPの協定を結ぶことでデメリットが存在しないというわけではなく、協定国間の関税などの規制をできる限り撤廃するわけですから、協定内容によっては、今まで守られていた自国の産業が衰退する可能性があります。

また特定分野においては、自国での産業が育たなくなる可能性があります。

ただし、現在はTPPについて、そのメリット、デメリットを比較すればメリットの方が大きいと考えられています。
そのためTPPは、国策として積極的に推進されているんですね。

TPP(環太平洋パートナーシップ協定) の経緯と加盟国

このTPP(環太平洋パートナーシップ協定)ですが、2016年1月にアメリカを含む12カ国が参加して協定の条文が公開され、翌月2月に各国が署名をしています。しかし、2016年11月のアメリカ大統領選挙で「自国第一主義」を掲げる「ドナルド・トランプ」氏が大統領に就任したため、翌年の2017年1月にアメリカがTPPから離脱するという事態が起きました。

そのため、その後はアメリカを除く11カ国で協定発効に向けた協議が行われ、協定の名称も「環太平洋パートナーシップに関する包括的及び先進的な協定(Comprehensive and Progressive Agreement for Trans-Pacific Partnership)」、略称で「CPTPP」もしくは「TPP11」と若干の変更が加えられています。

その後、この「CPTPP(TPP11)」は2018年12月に、日本、メキシコ、シンガポール、ニュージーランド、カナダ、オーストラリアの間で発効しており、2019年1月にはベトナムについても発効しました。現在、残り未締結の4か国(ブルネイ、マレーシア、ペルー、チリ)の発効が待たれると同時に、一旦は離脱したアメリカの動向が注目されています。

<参考>CPTPP(TPP11)の三カ国

【アジア】
①日本
②シンガポール
③ベトナム
④ブルネイ
⑤マレーシア

【オセアニア】
⑥オーストラリア
⑦ニュージーランド

【北米】
⑧カナダ

【南米】
⑨メキシコ
⑩ペルー
⑪チリ

【まとめ】TPP(環太平洋パートナーシップ協定)の意味と目的、メリット・デメリット

それでは、最後に今回ご紹介したTPPの意味や目的などをまとめることで締めくくります!

  • TPPとは、日本語で「環太平洋パートナーシップ協定」をさす。「Trans-Pacific Partnership Agreement」の「Trans」、「Pacific」、「Partnership」の頭文字を取った略称。
  • TPPの目的は、太平洋を基準に自由にモノやサービス、投資などが行き交う一つの経済圏とすることであり、関係国ならびに世界経済のさらなる発展を目指すこと。
  • TPPのメリットは、太平洋を通じた国々で協定を締結することで、関税や非関税措置がなくなり、モノやサービス、投資の自由化が進み、その結果、協定国間の市場の一体化が図れ、輸出入の市場が拡大すうrこと。
  • TPPのデメリットとしては、自国の産業が衰退する可能性、特定分野において自国での産業が育たなくなる可能性があげられる。

 

以上、この記事では、TPP(環太平洋パートナーシップ協定)について特集しました。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!