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労働の知恵

経営戦略の意味と定義|中小企業診断士の知恵

労働の知恵

今回は「経営戦略の意味や定義」について特集します。

中小企業診断士の試験対策にもなる内容です。

経営戦略の定義

「経営戦略、経営戦略」と経営者からよく聞く言葉だと思います。

では、そもそも経営戦略とは何を意味するのでしょうか?

大辞林で経営戦略を調べると下記の定義づけがされています。

経営戦略


企業の有する経営資源と企業を取りまく外部環境との間に、企業目標の達成にとって最も有利な機能や適合関係をつくり出すための組織的な最高意思決定のこと。

引用:大辞林

正直、この内容では分かったようで分からないというのが僕個人の意見です。

ですので、一つずつ言葉を読み解いていきましょう!

経営資源について

経営資源とは経営をする上で重要となる「ヒト・モノ・カネ」をさします。

ヒトとは当然ながら人材のことです。
この人材については、失った際に替わりとなる場合が少なく損失リスクが大きいことと昨今の働き手不足の社会情勢を加味すると、経営資源の中で最も重要な要素ではないかと考えています。

次にモノですが、商品やサービス、またメーカーであれば製品を作り出す材料、原料、部品などをさします。

カネについては、文字通りお金です。
ヒトを雇う場合も、モノを買う場合も、なにより資金となるカネが必要です。
経営を行う上でカネがなければ何も始まらないというのが実際です。

最近では「ヒト・モノ・カネ」の他に、「情報」「時間」も第4、第5の経営資源としてよくあげられます。

情報について、以前は情報量が重要視されていましたが、最近は情報をどのように活用するかの視点が重視されています。
つまり情報を扱うノウハウが経営資源となります。

また時間については、経営環境の変化が激しい時代において、いかにスピード感がある経営を行い変化に対応できるか、また市場にいち早く参入して先行者利益を獲得できるかが重要となっています。

外部環境について

外部環境については「マクロ環境」「市場環境」「競争環境」の3つが代表的な環境としてあげられます。

まずはマクロ環境ですが、マクロと言われるとよく分からなくなるのですが、大きな視点で社会環境を捉えると考えて下さい。
具体的には人口構成、私たち自身の価値観の変化といった社会全体の環境、iPhoneやAmzonなどに代表される技術的な大きな進歩などがあげられます。

次に市場環境ですが、これは基本的にお客さんの状況と解釈して問題ないでしょう。
最近の日本でいえば高齢化社会ですので、シニア層の市場が広がり、若年層の市場が縮小傾向にあるというのが大きな傾向です。
また若年層の体験を重視して消費しない傾向にあることも大きな消費(市場)の流れになっています。

最後に競争環境ですが、これは競争相手となる他社企業のことです。
例えばビール会社でいえば、サッポロビールの競合企業はアサヒやキリン、サントリーなどになります。サッポロビールは常にアサヒやキリン、サントリーなどの動きをチェックしているわけですね。

機能や適合関係について

「機能や適合関係」、これまた難しい言葉が出てきました。

これを簡単に考えると、機能は社内の調整、適合関係は市場や競合企業との関係性の調整と置き換えられます。

まずは社内の調整ですが、これは先ほどもあげた「ヒト・モノ・カネ」、「情報」や「時間」の経営資源をよいバランスに調整することです。

次に市場や競合企業との関係性の調整ですが、市場いわゆるお客さんの好みを見極め、競合との違いを示した上で製品やサービスを届けることといえます。

僕のイメージでお話しするとパズル全体で空いているピースを見つけるのが市場や競合企業との関係性の調整、そのピースに合うパズルを見つける(つくり出す)のが社内の調整といったところです(逆に分かりづらくなってしまったかもしれません…汗)。

分かりやすく経営戦略を再定義

では、最後に分かりやすく経営戦略を再定義してみましょう!

経営戦略

企業が社内にある人材や製品・サービス、資金、情報の活用ノウハウ、環境変化への対応力などの資源をお客さんの好みに合わせて調整して、なおかつ競合企業との違いを生み出し、魅力的な商品を提供するための方法。

経営戦略という言葉が少しは分かりやすくなったでしょうか。

以上、経営戦略の意味と定義について考えてみました。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。